クリニック案内 詳細

骨密度検査

当院では骨密度測定器(DEXA法)による腰椎、大腿骨骨密度の測定が可能です。
結果は主に「若年成人比較%値(YAM%)」を見ます。若年成人比較%値(YAM%)は、骨密度が高いといわれる年代の骨密度の平均値を100%として、現在の骨密度との%比較した値です。この数値が70%以下の場合、骨粗鬆症と診断されます。

運動器エコー診療

整形外科診療において、運動器(筋・腱・血管・神経等)の観察・評価に、超音波画像(エコー)診断装置を活用することは常識となりつつあります。当院ではエコーを使用し、リアルタイムに診断することができます。

X線(レントゲン)検査

整形外科では、骨折、関節炎などの筋・骨格系の異常が疑われる場合に使用します。
内科では、気胸、肺炎、肺気腫、肺がんなどの診断および健康診断のために胸部レントゲン、腸閉塞や異常なガス貯留、結石の有無などを調べるために腹部レントゲンを撮影します。
*曜日によっては放射線技師により撮影します。

In Body

人体に電流を流した際に発生するインピーダンスから靭帯を構成する成分を定量的に測定します。体水分量、タンパク質量、ミネラル量、体脂肪量、筋肉量などを測定します。筋力トレーニングやダイエットにお役立ていただけます。初回は1回自費400円、2回目以降は250円です。

心電図・脈波検査

①心電図検査:不整脈(脈の乱れ)、狭心症・心筋梗塞、心筋症、高血圧に伴う心臓肥大などを診断します。
②脈波検査:手と足の血圧の比較(ABI)や脈波の伝わり方(PWV)を調べることで、動脈硬化の程度を数値として表したものです。
*検査はベッドに横になり、約5分で終わります。女性スタッフにより行います。

エコー

① 心臓エコーは、心臓の形態や動きを見ることで、心臓疾患(狭心症、心筋梗塞、弁膜症、心筋症など)の診断を行います。
②頸動脈エコーは、動脈硬化によって厚くなった血管壁やこびりついたプラーク(脂肪などの線維など)や血栓などを確認することができます。
*①②はベッドに側臥位になり、約10分で終わります。女性医師が行います。

③整形外科分野では、エコーを使って患部の筋肉、靭帯、腱、軟骨などの軟部組織を見ます。近年はエコーの小型化、高性能化がすすみ、整形外科分野でも主流になってきています。関節や筋肉を動かしながら、リアルタイムに観察が可能であるため、状態を詳細にみることができます。

血圧計

高血圧の診断に有用です。高血圧は症状があまりないので、来院された際にチェックしてみましょう。

ホルタ―心電図(24時間心電図)/24時間血圧計

24時間の心電図を記録し、不整脈や狭心症の診断を行います。結果の解析は機器を外しに来院された当日に説明し、治療方針などを決定します。
また、自宅に血圧計を持っていない方や血圧が不安定な方は、24時間2時間起毎に血圧を測定する24時間血圧計にて検査することも可能です。
*いずれも女性スタッフにより装着します。

携帯心電計

口鼻の気流、呼吸運動、酸素飽和度をモニターできる機器です。装着方法を患者様に説明し、貸し出します。自宅で検査していただけます。

呼吸機能検査・鼻腔通気検査

呼吸機能を検査するための機械です。肺の病気が心配な時や、喫煙歴のある方、新型コロナウイルス感染後の息苦しさなどの後遺症が疑われる方に、この検査を受けることをお勧めします。特に、気管支喘息や肺気腫(COPD)などを診断することが出来ます。また、肺年齢も測定できます。 また、同じ機械で、鼻腔通気度を測定できます。つまり鼻づまりの程度を客観的に測定することができます。
例えば、睡眠時無呼吸症候群の方は鼻腔での空気が通りにくいことがあり、その場合は、慢性副鼻腔炎や鼻中隔湾曲症の疑いがありますので、そちらが見つかった場合はそれらの原因を治療していくことになります。

睡眠評価装置

口鼻の気流、呼吸運動、酸素飽和度をモニターできる機器です。装着方法を患者様に説明し、貸し出します。自宅で検査していただけます。

一酸化炭素ガス分析装置(禁煙測定機器)

一酸化炭素ガス分析装置によって測定当日の一酸化炭素(CO)の体内での取り込み状況が喫煙状況を反映します。一酸化炭素(CO)はニコチン同様、動脈硬化を促進させ、心筋梗塞や脳梗塞などを引き起こします。
*現在、新型コロナウイルス感染症流行のため、検査は行っておりません。

リハビリ室

当院では理学療法士による運動器リハビリテーションが可能です。
スポーツ障害の予防、治療、トレーニング指導もおこなっており、スポーツ少年団、クラブチーム、部活動の多くの選手に利用していただいております。
また、生活習慣病や肥満予防のための運動指導として一人ひとりの心と体の状態に合わせて、安全で効果的な運動を実施するサポートをいたします。 筋疲労や慢性的な関節痛、手術後のリハビリ、産後の腰痛にも対応しております。

ウォーターベッド型マッサージ器

水圧刺激により、肩から腰、下肢にかけての筋肉・腱・靭帯の凝りをほぐし、血行の改善を促進します。肩こり、腰痛、背部痛、むくみ、疲労回復などに効果的です。

マイクロ波治療器

急速的に均一に加熱し、届かない患部の深部まで部分的に集中して温めることにより、血行不良改善や痛みの緩和を図ることを目的とした温熱機器です。疼痛の軽減、局所の循環改善、急性期症状のない慢性疾患の改善、新陳代謝の促進、筋肉・靭帯・腱の張りやこわばりの除去、交通事故による筋肉痛や神経痛、むち打ちなどの痛みや冷感の緩和などに効果的です。

自動間欠牽引装置

牽引療法は腰椎牽引と頸椎牽引があります。牽引部位の筋緊張の改善や間欠牽引によるマッサージ効果、椎間開大の手助けをして圧迫神経への影響を和らげます。

超音波治療器 フィジオソノ

1Mhz~3Mhz(1秒間に100万回~300万回)の振動エネルギーを使って、マッサージ効果を深い部分まで到達することができます。血管拡張効果、鎮痛効果、筋緊張緩和効果、治癒促進効果があります。

超音波骨折治療機器アクセラスⅡ

低出力パルス超音波を骨折部に充てることで、骨癒合期間を短縮することができます。
運動による疲労骨折にも効果があります。当院の採用しているアクセラスⅡでは、1回の照射時間は20分で2箇所から照射可能です。
骨折部位に毎日20分間、超音波をパルス状(断続的)に照射することで、骨折部の治癒を促進します。痛みや違和感を感じることもありません。
この治療法を用いると、自然に任せていた場合と比べ、骨折治癒までの期間が約30~40%短くなるというデータもあります(個人差があります)。

低周波治療器 ESPURGE(エスパージ)

3つの電気刺激モードで、鎮痛から治療の促進まで幅広く対応します。症状に合わせてプログラムを各モードに5種類搭載されているため、目的に合わせた多彩な設定ができ、治療の幅を広げます。

拡散型圧力波治療器(マスターパルスMP100)

拡散型圧力波(radial pressure wave;RPW)装置は,圧縮空気によって作動する弾道衝撃波発生装置であり,主に筋・腱付着部症やトリガーポイント治療に用いられます。音響圧力波の形状をした機械的なエネルギーが体内の組織に伝播し、特殊な形状のトランスミッターを介して疼痛のあるエリアに到達します。
*2つの作用機序
【①即時的効果:除痛・鎮痛作用】「痛い」という刺激が脳に伝わるのをブロックする。
【②約1週間かけての効果:組織修復作用】筋腱、骨の組織再生を促す。
*使用例
アキレス健痛症、足底腱膜症、脛骨過労性骨膜炎、中足骨痛症、転子部腱障害、石灰性腱炎
上腕骨外側/内側上顆炎、トリガーポイント治療
*特徴
①一回の治療時間は約5分。一定期間をおいて、約3~6セッション行います。ただし、患者様により治療回数や治癒期間は異なります。
②治療中は痛みを伴います。我慢できる範囲で出力を上げていきます。低レベルの照射でも耐えられない場合は、途中で治療を中断する場合があります。
③完全なる除痛を保証するものではありません。また患者様により治療効果は異なります。
*有害事象
①腫脹、発赤、血腫
②点状出血
③疼痛
④コルチゾン治療を受けた部位での皮膚損傷

PULSE Throw

パフォーマンスアップと肘コンディション管理の両立を可能にします。
投球動作を数値データで〝見える化″し、理想的な投球フォームに近づけるためのデータ材料として、活用することができます。専用のアームストラップに測定器を付けたものを肘に着用し、測定器の専用アプリをインストールしたiPhoneまたはiPadをBluetoothで連携します。1球1球の投球での肘の内側へのストレス、リリース時の地面と前腕の角度、腕のスイングスピードを計測します。これらの数値を参考にしながら実際の動作の修正、改善を図ることができます。ご希望の方は、スタッフまでお声掛けください。また、事前にPULSEthrowアプリをApp Storeからダウンロードしてください。